食に関する雑記

2022年7月17日日曜日

野菜

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▽先日、参議院議員選挙が行われました。畑のことばかり書いているこのブログでも選挙のことは少し触れました。私は就農しているわけではないので、農家というわけではありません。最近はまた新しくヘチマたわし用に借りたのですが、生業には程遠いのでやはり家庭菜園レベルでしょう。最近の話ですが仕事としては農家のお手伝いをしています。なので結構な割合で野菜づくりには携わるようになりました。

先日行われたのは参議院議員選挙ですが、あらゆる選挙で農業だけでなくあらゆる食にまつわることは重大な争点になってもおかしくありません。人間というのは栄養のあるものを適切に食べなければ健康に生きていけないのです。わざわざ書くのも恥ずかしいくらい当たり前のことですが、日本の食料自給率の低さからも意外とおざなりになっているのではないでしょうか。

確かに、スーパーに行けば世界各地のあらゆる食材が並び、コンビニエンスストアでも加工された美味しそうな食品が並んでいます。それに様々なメニューを提供する飲食店や惣菜店もあり、お金を持っていれば食に困ることはありません。ただ、お金がなければ安い加工食品しか食べることができませんし、ロシアによるウクライナ侵攻で露呈したように、価格の高騰はいつ起きてもおかしくないですし、まったく食材が入ってこなくなるということもありえます。そうなればお金をいくら持っていても食材が手に入らないということになりかねません。さらにいえば日本は経済大国として台頭しましたが、その勢いに陰りが見えます。国としてお金がなくなれば輸入するにも新興国に競り負けます。

と、書いてきましたが農業であったり漁業、食を選挙の争点にするとして、何をどうすればいいのでしょうか。私は常々食料自給率は100%にするべきだと思っていますが、簡単なことではありません。従事者や団体に対して補助金や税金の免除をすればいいという話ではないでしょう。海外からの働き手をもっと増やすというのも、現在の制度の延長線上のものであれば健全ではないような気がします。もしかしたら政治が何かできることではないのかもしれません。それでも、様々な立場から日本の食を憂い、議論を進めていく必要があると思います。まとまりがないですが、私は私で野菜を作ってその姿を発信していくことくらいしかできそうにありません。何かもうワンアクションほりいところです。

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