衆議院選挙に思う

2021年11月1日月曜日

政治

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▽10月31日、衆議院選挙が行われた。今まであまり選挙についてはしつこく触れてこなかったけど、今回は自分の中で関心が強かった。その理由ははっきりと認識していないけど、自民党がいつまでも政権を握り続けることの弊害を感じたからだと思う。こう書いている現在、まだ開票作業が続いている。最終的な結果はまだ時間がかかるようだけど、自民党が過半数に届く勢いで、公明党と合わせると政権交代が起きないことが決定的になった。私としては非常に残念な気持ちになっている。

そんなことを書きつつ、私は小選挙区では自民党の議員に投票するという結論に至った。どうも矛盾した形になって自分自身もやもやしている。ただ、多くの選挙区で野党は候補者を一本化し、私の住む埼玉8区でも候補者は自民と野党の二人だけだった。野党を勝たせたいのだから当然自民以外の選択をすべきなのだろう。個人的に第一に考えているのは環境問題で、野党候補の政策には気候変動や温暖化、エネルギー問題について一切書かれていなかった。フェイスブックでつながっているので直接メッセージをしたのだけど返答はなかった。選挙期間中なので忙しいのは重々承知だけど、何も語られないのでは一票を投じることはできない。自民党候補が環境問題に積極的かの真意は分からないけれど、政策にはしっかり書かれていた。これも街頭演説などでは語られているかもしれないけど、政策に掲げないのならば重要度は低いと考えてしまう。

というわけで小選挙区では自民、比例区では立憲民主党という選択をした。皆さんは納得できる投票ができただろうか。投票をする前に具体的に誰かと議論、話すことができたらより納得できる投票ができたのかもしれない。SNSのタイムラインを見る限り、誰かに投票する、具体的に投票を呼び掛けるような投稿はあまり見かけなかった。インターネット上で議論をするのは不毛な気がするけど、もっとオープンに意思表明くらいはあっていいように思う。学びの多い選挙だった。

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