私が心より愛するラジオの話

2022年2月10日木曜日

ラジオ

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▽ラジオの帝王こと伊集院光さんがパーソナリティを務めるTBSラジオ朝の帯番組「伊集院光とらじおと」が3月いっぱいで終了することになった。TBSラジオの顔と言っていい番組が若干のトラブル含みでの終了ということでラジオ界隈が騒がしい。私はヘビーなラジオリスナー、とりわけTBSラジオばかり聞いているので、聞きたい番組がなくなってしまうのは大変困る。

といっても朝の「伊集院光とらじおと」は聞いていないのでどうということはなく、月曜1時からの「深夜の馬鹿力」があれば生きていける。多少大げさではあるけど、TBSラジオ、すなわちラジオ番組で1番好きなのは「深夜の馬鹿力」かもしれない。次点で「東京ポッド許可局」だろうか。この2つの番組はラジコでも必ず聞き直すくらいだ。昼間の「生活は踊る」と「たまむずび」も心のストレッチタイムなのでなくなっては困る。

思えば「たまむすび」の後の時間帯からTBSラジオの迷走は始まった。24年も続いた「荒川強啓 デイ・キャッチ!」を終了させ、後継のカジュアル路線の「ACTION」は短期間で終了、現在は22時台から移動してきた「荻上チキ・Session」が放送されている。それなら同じ報道系の「荒川強啓 デイ・キャッチ!」で良かったではないか。「ACTION」に変わったときに浮気して聞いていた文化放送の「斉藤一美 ニュースワイドSAKIDORI!」が3月で終わることになり、こちらの後継はややカジュアルな番組になるようだ。J-WAVEの「JAM THE WORLD 」も日替わりパーソナリティ時代から聞いていたのだけど、グローバー時代になってから骨太な番組ではなくなったので聞くのはやめてしまった。

こう見ていくと、真面目な報道番組では聴取者に受け入れられないという判断が各局でされていると思われる。これはテレビでも同じことが起こっているのかもしれない。冒頭の伊集院光さんの番組の話からはずれてしまったけど、心地よさがありつつ、ピリッとした番組もあり、深夜は好き勝手やっているラジオが好きで、特定の世代に向けた面白みのないラジオ局になっていくとしたら悲しみしかない。「伊集院光とらじおと」の後番組になぜ荒川強啓を起用しないのかと実現しえないことと思いつつ怒っておく。

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