岩崎政利「あの懐かしい味の野菜を自分でつくる」を読む

2022年2月8日火曜日

読書感想文 野菜

t f B! P L


▽「あの懐かしい味の野菜を自分でつくる」の著者は岩崎政利さんという長崎県雲仙市で40年有機農業をされている方。自家採種も続けていて、読者に野菜を作ることを提案している。考えてみれば農薬を使わず、種を採り続けることはかつての百姓は当たり前にしてきたことだ。いつ現在の慣行農業に置き換わったのかは分からないけど、岩崎さんが有機農業を始めた40年前はすでに農薬や除草剤を使うのは当たり前だったのだろう。そして種もF1品種という自家採種できないものに変わってしまった。いや、種を採ることはできても、同じように大きくは育てることができない。新しく種を買えば品質のいい野菜は育つのだろうけど、野菜を育て花を咲かせ種を採れば、本来は毎年毎年買う必要はないのだ。種苗メーカーや販売店の思惑通りなのだろうけど、消費者もそれに慣れてしまっている。その弊害は品種にも現れていて、昔ながらの野菜の多くはなくなってしまった。岩崎さんがこの本のタイトルにもしたように、懐かしい味の野菜を是非作ってみてほしい。かろうじてまだ買える種苗店はある。本にも記載されていたインターネットで購入できるお店をピックアップ。

日本全国の家庭菜園で、旬の美味しい伝統野菜を、安全に育てるお手伝いができるように&と、願って始めた野口のタネ/野口種苗研究所のオンラインショップです。

自家採種ができる種を固定種とか在来種というのだけど、F1品種は一切取り扱わない硬派な種屋の代表がこの野口のタネ。埼玉県の飯能市に店舗があり、私もいつもこちらで購入している。

野菜・花の種苗通販おおたねっとへようこそ!花や野菜などの種苗を種類豊富に取り揃えております!即時お届け可能!

赤松種苗

この2つは細かくチェックはしていないのだけど、野口のタネより多くの商品を扱っているようだ。

本でも触れられていたけど、野菜を作るのにはベランダでも十分だ。とりあえずプランターで始めてみて、続けられそうなら畑を借りて、そして地域の伝統野菜を選び、自分で種を採ってみてほしい。


ブログ アーカイブ

このブログを検索

QooQ